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【選択式シングルマザー、家を買う】後編

選択式シングルの話

前回記事の続きです!!

【選択式シングルマザー、家を買う】前編
こんにちは。シキです。私わたくし「選択式シングルマザー(未婚シングルマザー)」でして、現在、妊娠中に購入した中古マンションに住んでいます。選択式シングルマザーとは:結婚せずに子どもを産み育てることを選択した女性です。経済的な理由や死別などに...

売買契約の締結

そしていよいよ契約の日!
これまた平日ど真ん中の日。

ステップ4:売買契約の締結

【チェックリスト】
1:宅建士から「重要事項説明」を受ける(内容をしっかり確認)
2:売買契約書に署名・押印
3:手付金を支払う(通常は物件価格の5~10%)【主な必要書類】
1:印鑑(実印推奨)
2:本人確認書類(免許証等)
3:住民票(契約書に添付することがある)
事前に実印の印鑑を用意。本人確認書類は、私は運転免許を持っていなかったため、健康保険証とマイナンバーの両方を持参。
住民票はマイナンバーを使ってコンビニで入手。銀行の一室に入ると宅建士さんがおり、大の大人がズラリと並んであれこれの説明を受ける……。
これは賃貸契約時にはなかった儀式なので若干「いよいよ買うんか」と身が引き締まる。
そしてここで、鬼のように書類に住所・氏名・電話番号などを書いていくんですけど。
これがまぁ〜〜〜〜多い。

ってか、みんな思うことだと思うけど、「これから出ていく方の住所」をあんなに書く必要ある〜〜??!!って不思議でしょうがないんですよね。。。笑

わずか3ヶ月程度しか住んでない住所、これから出ていく住所を、20回くらい書くんですよ。
意味わからん。笑

あと、自分の名前が感じの画数が多くて毎回書くの面倒臭いんですけど、
書いてる最中にいよいよ面倒くささがピークに達してミミズがのたうったような字になっちゃったら「ちゃんと書いてください」って怒られました。。笑

 

住宅ローンの本審査・契約

ステップ5:住宅ローンの本審査・契約

【チェックリスト】
1:金融機関に本申込書を提出
2:審査結果を確認し、問題なければ「金消契約(金銭消費貸借契約)」を行う
3:団体信用生命保険の加入確認(ローンに付帯)

【主な必要書類】
1:本人確認書類(免許証・マイナンバーカード)
2:所得証明書(源泉徴収票または課税証明書)
3:売買契約書のコピー
4:住民票
5:印鑑証明書
6:実印

またもや銀行に出向き!(でものこの時は土曜日だった。)
いよいよ金融機関に本申込書を提出。ローンの審査結果も大丈夫だったので、金消契約を行う。

ローンに付随してオプションで色々な契約があることも説明されるが(がん保険特約とか?)、私は全部外して基本のみを選択。私が独身で契約したのを知ったためか、低金利で頑張っていただいた模様? 変動金利0.5%とかでした。(※数年後、変動金利底上げで0.75%にまであがりました。。)

私の場合は、とにかく元の値段が安く済んだのもあり、あまり不安を抱えずにサクサクと契約することができましたが、
大きな買い物をする時って気が大きくなりがちなため、適当にオプション契約だとか、どんな少額でも適当に決めてしまわないように、冷静にケチでいることは心がけました。そしてなるべくローンの楽を増やしたくないため、マンション本体の額以外の、手付金等はローンに組み込まずに、即・現金で支払うことにしました。(基本的にローンの類が嫌いなため、とにかく少額にしたかった)

ちなみにこの日、住宅ローンの手続きをタブレット?とかでデジタルでやったんですが、私がその支店でやる人が初めてとのことで、ちょっとした実験みたいなことになりました。笑 まぁうまくできてたならよかった……。

で、契約終了! 後日、振り込みだったかな? 手付金とか全部払うのが確認できたら、鍵をいただけるとのことで。うまくいけば鍵をもらえるだろう日を確認して、そこから最短での引越し日を自分の中で決め、引越し屋さんに電話して段ボールをもらい、引越しの準備も進めていきました。

✅ ステップ6:引渡し・決済

【チェックリスト】
1:決済日を設定(売主・金融機関・不動産会社と調整)
2:残金の支払い(住宅ローンが実行され、売主に支払われる)
3:所有権移転登記を司法書士が実施
4:鍵の受領と物件引渡し

【主な必要書類】
1:実印
2:印鑑証明書(引渡し用)
3:住民票(登記に必要)
4:登記費用、司法書士報酬の支払い準備

すんげぇ額のお金を用意し、銀行の口座に補充しておく。(※私の場合は200万程度)
後日、すっからか〜んになる口座。どきどきする自分。 <今更ながら、本当にあの家で大丈夫だったかな……?!などと不安になったり。笑
で、また銀行に出向く。司法書士の方になんやかんや説明を受け? ようやく鍵を受領する!!

引越し・リフォームなどの準備

ステップ7:引越し・リフォーム

【チェックリスト】
1:必要があればリフォーム業者と打ち合わせ・工事実施
2:電気・ガス・水道・インターネットの開通手続き
3:引越し業者の手配と実施
4:住所変更の届け出(市役所、免許証、郵便局など)

【主な必要書類】
1:引越し関係では不要(手続き先により必要な場合あり)

鍵を受け取ったあと、不動産の人とあれこれ話し、ありがとうございました〜つって、私は早速チャリで新居へ。ドキドキしながら今日受け取った書類を新居のとある棚にしまいこみ、すっからかんな我が家で大の字に寝転がる。

はぁ〜〜〜〜〜〜!!!!やっぱこの部屋、好き〜〜〜〜!!!!😭✨
ってなる。笑

で、早速、持ち込んだメジャーで色々測っていく。

不動産会社からもらった間取り図に、ここは何cmで、などとあらゆる具体的なサイズを書き込んでいく。それからコンセントの位置。電気とガスとインターネットの申し込みをするべく、情報を集める。ソッコーでガスの開栓日の立ち会い日を決めて申し込み、電気の申し込みをし、インターネットの申し込みもして立ち会い日を決める。

私の場合は鍵の引き渡し日の一週間後くらいに引越し日を決めたので(※早い)、
引っ越し日より前に、先に色々やっておこうと、家電量販店でLEDの蛍光灯を買っておいておいたり(※まだ椅子も何もないため、取り付けられず)。

洗濯機置き場のサイズがわかったので、その日中にずっと買いたいと思っていたドラム式洗濯機を買ったり。
(※ただ、洗濯機は誤算で、すぐ届くと思いきや設置までに1ヶ月かかることが判明したので、引っ越してからしばらくコインランドリー生活になった)

引越し後のご挨拶の手土産も買ったり(※賃貸ではやらなかったけど、さすがに中古マンション購入時は長いおつきあいになるだろうから、挨拶するべきだよなぁと思った)、
早々にスペアキーを2つ作成したり。

そして、汚れるより前にやっておこうと、お風呂場でくんえん剤をたいたり、ゴキブリムエンダーを鬼のように噴射し、改めて間取り図を見て引越し当日はここにベッドを置いて……など入念に想定。
季節が秋だったので、暑さ寒さに左右されずエアコンなし家具なしのすっからかん新居でもスムーズに準備を進め……。
そして帰宅したらば鬼のように引越し準備を進め……。

その時に、賃貸に住んでいたもののエアコンがない賃貸だったので、購入していたエアコンを持っていくことになっており。引越し日の前日にエアコンを外す立ち会いがありました。季節が秋で本当によかった。
で、翌日の朝9時〜に引越し業者が来る段取りだったので、当日は朝6時に起き最後の梱包。もはや丁寧にくるむなどせず、壊れない程度に段ボールにぶちこんでゆき、6時起きでもちょっとだけ間に合わずに業者が到着! 鬼のように詰めてゆく!

そして新居へ! さすが朝イチの案件なのか業者さんが早い早い。12時ごろにはすべて搬入完了!

段ボールの山と私〜〜〜〜!!!👏✨ 気分爽快でした。
その日はお昼ご飯はコンビニに買いにいき、ゴミ箱を設置したり蛍光灯を設置、カーテンをつけ……。14時ごろにインターネットの業者が来て立ち会い!

鬼のようにタスクをこなし、どうにか引越しできたのでした。

 

中古マンションを購入、その後。プチリフォーム

実はわたくし、引越したあとくらいからもう。妊娠がわかっておりまして。
(※マンション購入と同時に妊活をしていたら、すぐに妊娠発覚したためこうなった)引っ越してすぐはつわりに襲われ、あまり動けず。そしてちょっと気分が鬱っぽくもなり。荷物を片付けてしばらくは、なぜか「なんか、暮らしにくいこの家……」と不満をもっていました。けれど「なぜそう思うのか」がうまく言語化できず、くよくよと「本当にこのマンション買ってよかったのか……?!」としばし鬱屈としていたのですが、
つわりが治ったころようやく判明しました。それは、「なにかと棚がないから不便」ということだったのです。私が買ったのは「リフォーム済み中古マンション」だったのですが、不動産会社がおそらく超最低限にリフォームしただけの状態だったようで。たとえば、ふつう賃貸マンションだったら当たり前に設置してあるはずの、トイレのタオルかけのタオルバー。あれがない。
脱衣所だったら、洗濯機の上あたりにでも賃貸ならあるはずのタオルがおけるラック。それもない。
台所でちょっとボウルやザルを置いておく、シンクの上のラック。これもない!とにかく「棚(ラック)」が、賃貸ならスタンダードにあるはずのものが、ない!
だから「めっちゃ暮らしにくい」と感じていたようだったのです。
ただ、とにかく当時はつわりがしんどすぎて、そのことになかなか気づけず……。



なのでつわりが治ってからは、そういうありとあらゆるラックとか、壁につける棚みたいなのを買って、休日中はひたすらDIY。妊婦のボディを駆使しながら。

「台所のシンクの上の、ザルとかボウルとかを置くラック」なんて買ったことなかったものだから、一体どうやって探せばいいんだ?!ってところから始まり。
洗濯機の上にタオル置くラックとかも、めっちゃサイズ測りながら探して。

それから赤ちゃんが産まれることを想定して色々買いもしたんですが、産まれてから「これはあかんわ」とリフォームを決行したことがひとつだけありました。それは、「内窓」。

内窓(二重窓)とは?
既存の窓の内側にもう一つ窓を取り付けたもので、断熱性、防音性、防犯性を高める効果があります。
既存の窓はそのままで、内側に窓を追加するため、比較的簡単に設置できるリフォームとして人気があります。

↑ こういうの。

我が家はベランダの掃き出し窓が古びたアルミサッシで、特に冬は隙間風ビュービュー。
産前は掃き出し窓がある部屋では寝てなかったので気づかなかったけど、娘の部屋がそこで、寝かしつけている最中にようやく気づき、こらあかん!となりプチリフォームを決意。

ちなみに「なぜ」内窓なのかというと、マンションだと掃き出し窓は「共用部分」に該当するため、「交換」が出来ないんですって。。

まぁでも内窓だと、ベランダに出るときに2回窓を引く手間はあるけど、調べれば調べるほど、防音・断熱におすすめだそうで。
我が家はデカイ道路に隣接しているマンションなため、夜とかの車の音も結構聞こえていたため、防音も期待できるならもうやってしまいましょ!!と娘が生後3か月ごろに決行。

娘の昼寝にダダ被る時間で3時間も施工にかかりましたが、、、、
結果、やってよかった!!!! マジで内窓があるだけで静寂度が違ったし、隙間風はゼロ!! 冷暖房の効率もあがり、きっと電気代の節約にもなったと思われる。なにより、防音効果により娘の熟睡度が上がったに違いなかった。

施工費は2か所取り付けて(ガラス戸は計4枚)約20万円でした!!

うちがリフォームしたのはそれくらいだったかな。
あと「断熱」には結構こだわって、こういう方のnoteとか見ながら、玄関ドアの隙間風対策とかもしました。玄関ドアも共用部分にあたり交換できないもんだから、どうにか隙間を埋めるしかない……!

娘が保育園に行き始めてからも、かなり長いあいだ「断熱」には取り組みました。ああでもないこうでもないと、特に冬の寒さには対策しましたね…。
というのも、玄関入ってすぐがお風呂だったためめに、脱衣所から出たときの寒さがえげつなかったので……。笑

ひとりだと別にそこまで固執しないんですけど、娘がいるもんだから。どうにか家を快適にしたかったんですよね。

まとめ

そんなわけで、シングルマザーが家を買いました。
あれから約5年……。め〜〜〜〜っちゃ快適です。👏✨

なにせ、娘と二人暮らしするにこの広さは安い!!
そして設備もじゅうぶん。周辺環境ばつぐん。住民も変な人いない。
あとはどうにか100年くらいもってくれ!!!と願うばかりです。
私が定年退職したあとボケて老人ホームに入るまでしばらくもちこたえてほしい…。笑
いやしかしほんとどんくらいまでもつんでしょうねマンションって。

というわけで、「シングルマザー、家を買う!」はこれにて完結です。

タスクだけ見ると色々ありそうですが、賃貸契約のちょっと大変版、と思えば手続きはなんてことないです。あとはお金。そしてローン額の見極め! ときめき!
だいぶ大きな買い物なので、熟考が必要ということですね!!

でも、不況な世の中だからこそ、家と買うという選択は、賭けじゃなくて投資と節約になると思います。

なにかの参考になれば幸いです!

またね〜〜〜〜〜⭐️⭐️

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