
こんにちは、シキです。
NHKドラマ「ひとりでしにたい」が始まってますね!!

これを観たとき、はぁぁ〜〜〜〜面白い! 映像的な演出もちゃんとしてるし、昔の私の悩みにも通じるところがある〜〜!と感銘を受けまして。
もともとは原作が漫画でして、カレー沢薫先生の本が現在10巻まで出ていることを知り。
原作を一気に全部、睡眠時間を削りながら読破しましたよね、ええ……。
画力はちょっと低めと思われるかもしれないですが、漫画に大事なのは画力じゃなくてストーリーテリング!展開!コマ割り!!などなどの「中身」なんですよ!!
ワンパンマンもそうでしょ!!!! いや私はONE先生は絵がウマイと思ってるけど!!!
話が脱線しましたが、
とにかくこの話はこの女子に厳しい現代社会に揉まれた主人公が
ひとりで楽しく生きて美しく死にたい、と思って色々考えたりなんだりする話なんですけど。
私も「子供が欲しい」という思いがなければ、こういう道をたどってたのかもしれないな、とまったくひとごとではなく、身につまされる部分が多々あったのですが。
(↓ここからある程度読めるので、読んでたもれ〜〜!!)
原作を一気に全部、睡眠時間を削りながら読破しましたよね、ええ……。
画力はちょっと低めと思われるかもしれないですが、漫画に大事なのは画力じゃなくてストーリーテリング!展開!コマ割り!!などなどの「中身」なんですよ!!
ワンパンマンもそうでしょ!!!! いや私はONE先生は絵がウマイと思ってるけど!!!
話が脱線しましたが、
とにかくこの話はこの女子に厳しい現代社会に揉まれた主人公が
ひとりで楽しく生きて美しく死にたい、と思って色々考えたりなんだりする話なんですけど。
私も「子供が欲しい」という思いがなければ、こういう道をたどってたのかもしれないな、とまったくひとごとではなく、身につまされる部分が多々あったのですが。
10巻部分で、「なぜ自分は子供は産みたくないか」ってことについて書かれてたんですけど、
・自分の好きなこと↑以外にリソースを割きたくない
・こんな社会に産み落とすのはどうなのか?
・そもそも健常児が生まれるとも限らない
まぁざっくりこんな感じのことが書かれていて。
これはでも本当に、Xとかでもよく見る論点ですよね……。
ただでも、少しだけ私の観点から、論破じゃないですけど、思うところがあって書いてみました。
仕事も趣味もなにひとつ諦めたくない
仕事が順調だったり、かなり好きな趣味があったりすると、悩みますよね。
妊娠中はつわりだとかもあるし、確かにかなり自身の自由が制限されます。
産んだら産んだで、子供は驚くほど熱を出すし、ゲロを吐くし。笑
でも、「なにもかも諦める」ほどではないと思います。
だって人生ってめちゃめちゃ長いから。
想像してみてください。あなたがいま30歳だとして。
定年退職するとしたら、あと30年ある。
そのうち、妊娠期間は10ヶ月。子供が熱を出しまくるのは0歳〜長くても3歳くらい。
4年強とかです。
しかも、それは毎日じゃない。熱を出すのも確かに子供によっては月に何度もだったりかするかもだけど、
それでも「そうじゃない間」は仕事も趣味もできる。産前ほどではないにしても。
うちの子は現在4歳ですが、2歳になるころにはもうまったく熱を出しませんでした。
そして、趣味(自分の時間)も、確かに産前ほどではないにせよ、それなりには取れてる。
それに、長い目でみると、子供はいつか「ママ、ママー!」ではなくなり、
お友達同士で遊ぶようになる。
そうなればだいぶ、産前に近い生き方に戻れると思う。
大体子供って小学生高学年〜10歳くらいになると、ママたちは「自分の時間ができたな」って実感するそうです。つまり、子育てで自分のリソースが奪われまくるのは長くて10年。
残りの時間はまた、好きな事をやればいい。(もちろん子育てはするけども)
「仕事も趣味もなにひとつ諦める必要はないだろ」と思っちゃうんですよね。
自分の好きなこと以外にリソースを割きたくない
わからんでもないですが、自分の人生において、ひとりで生きていても「家事」とか「人付き合い」とか「親の介護」とか、「やりたくないこと」は発生するじゃないですか。
生きている以上、「自分の好きなこと以外にリソースを割かない」なんておそらく無理です。
だったら、「子育て」というジャンルを検討してみるのも悪くはないと思うんですよね。
ネットでみると子育てって主語デカマイナスイメージがゴロゴロ転がってるんですけど、
子育てしてみてよかったって記事も、いっぱい溢れてるんですよ。

↑この記事とか、好き。
私自身、「子供が欲しい」「産んでみたい」という希望はあれど、
「どういう子育てがしたいか」みたなイメージはまるでなかったし、
産前は子供とどう接すればいいかわからないことが多かったし、特に子供かわいい〜!と思ったこともなかった。
でも、「子育て」ってジャンルの大変さと奥深さ、「ひとりの人間を赤ちゃんの時から見つめること」の科学的?面白さだとか、そういうのにハマったんですよね。
「やってみて、面白さがわかった」ってこと、趣味のジャンルとか仕事とかでも、あるじゃないですか。子育てもそれとおんなじなんですよ。
「子育て」というものを「ジャンル」としてあえて形容したけど、この界隈、面白いぞ。笑
子育てのジャンルの中にはもちろん「めんどくっせ〜〜!!」っていうカテゴリは山のようにあるんだけど、
「アイドル」「読書」「映画鑑賞」と並ばせてもいいくらいの、面白いカテゴリも混ざってるし、
「自分の子供」が可愛すぎて「推し」になったりする。
(もちろん、ムカつくこともあるけれど。)
こう思えるのは私がたまたま幸運だったからだけかもしれないけれど、
もし周りに子育てをしている人がいたら、どう思うか聞いてみるのも、ひとつの手じゃないかなと思う。
「子育て」というジャンルを楽しんでる人、結構多いと思うから。
そうすれば、親として子供を産んだ責任は果たせるのではないでしょうか?
(まぁこの社会ではそもそも、子供は産まずともお金の勉強はすべきだけども)
こんな社会に産み落とすのはどうなのか?
これは本当に、
最近の日本ってほんと酷いよね〜〜〜〜💥と、ものすごく共感する。
そう思うのはマジわかる。
大体、自分自身が生きるのに必死だもん。
でもね、そういうのって多分、
大体 💰お金💰✨が解決すると思う。
お金って、めっちゃくちゃあれば必ずしも幸せになれるってわけじゃないけど、
ある程度の不幸は避けられるじゃない。
こんな社会=お金がない社会 に産み落とすことの責任ってことは、つまり、
裏を返せば子供にお金を用意してあげられるかどうか、ってことだと思うのね。
それは奨学金は使わないだとか。ある程度の経験や教育をさせてあげたりだとか。
過度な我慢を押し付けないことだとか。自分(親)の老後は子供に頼らないよう準備するだとかね。
これってつまり、
親のお金に対する教養が必須だと思うのよ。
つまり、この社会に産もうと思ったなら、
親はお金の勉強をするべき!!!!
つみたてNISAとか、未成年口座とか、
節税だとか税金対策、ローンがどうだとか、
知ろうと思わないと知れないこと、いっぱいある。
まずは勉強してみませんか?
そもそも健常児が生まれるとも限らない
これは本当にそう。避けられない問題。
私は34歳で妊娠して35歳で出産しました。「高齢出産」というのは35歳以上から定義されます。
「産みたい」と思うのならば、自身の年齢や体のことを知った上で、逆算して行動するべき……。
ただ、高齢出産だとしても、健常児が生まれる確率は依然として高く、9割以上とされているそう。
それでも心配であれば、出生前診断を行う、などの選択肢はあります。
私も正直、娘が障がいを持って産まれてきていたら、「シングルたのしー!」なんてちゃらんぽらんなことはけして言えなかったと思う。
だからもし、「産みたい」と少しでも思うなら、「産める性別」である女性には、きっと時間がない。
決断は早いうちにしないといけないかもしれない。
そこは男性と違って、女性は本当に厳しい決断になると思う……。
いぜんとして育児の負担割合も、夫婦だとしても女性の方が高い水準だしね。
(ここに関しては本当に男性に対して嫌悪感しかない。)
まとめ
いかがだったでしょうか。
なんだか私も主語デカに語ってしまった気もするんですが、
子供を産むって大変だけど、女性からしたら一生モノの経験だし、
育児を通して色んな世界とかエモを味わうことができるし(↓参考記事)

そうそう悪いことばっかじゃないよって思うんですよね。
「ひとりでしにたい」に出てくる人物たちと同じような思考をもった私が、そう思ったんだから、
同じように思う人もいるのかなと思って、つらつら書いてみました。
とはいえ育児は本当に大変だし、「はやく老後になって毎日楽しく暮らしてぇ」と思ってるのも本当だけども笑

毎日、老後について想いを馳せてる。笑
でも、それでもなお、私は少しも、子供を産んだことを後悔していないし、
心から「産んでよかった」って思ってるんですよね。
なーんて、ひとりの選択式シングルマザーからの、所感でした。
ディスったように見えたなら申し訳ないですが、ドラマ「ひとりでしにたい」はマジのマジでおすすめです。
ドラマおよび、原作の漫画もぜひぜひ!!!!!読んでみてください!!!!!
<おわり>
こういう社会派の漫画だったら逃げ恥も面白かったよね。逃げ恥が好きなひとは是非。
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